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■ 自分の好きなアクションをルアーに盛り込む “アクションにおいて独創的なものが作りたい” ルアーの作り手であれば誰しも願う事だと思います。独創な動き−動きだけを見ただけで、どこのルアーか分かる。それが究極の理想だと私は思います。ただ、やはりそれは自分にとって理想。過去に何度となく挑戦してみたものの、ことごとく失敗の連続でした。でも、ある時思いました。独創的な物を創り出す事は出来なくても、自分の好きなアクションをルアーに盛り込む事は出来るのではないかと・・・ ■ メインコンセプトは“より自然な動き” ルアーを辞書で引いてみると、“騙して釣る”という言葉があります。厳密に言えば、自然界には存在しがたい形状の物を、あたかも自然界に存在する餌の様に動かして騙して釣るという意味だと思います。基本中の基本かもしれませんが、アクションにおいて生き餌(REAL-BAIT)の動きを目指しました。メインコンセプトは“より自然な動き”です。 ■ “より自然な動き”を実現する為に ルアーがより自然に動く為には、ルアーアクションを構成する要素である@形状、A重心、B比重を一つづつ潰していきました。詳しくは下記項目をご覧下さい。 |
| Shape | 形状 |
■ 理由のある形状設計 ルアーの動きそのものを決定する一番大切な要素である形状において、意味のないデザインは一切不用。より自然な動きを実現する為の形状は、理由のある形状でなけければならないと考えます。比較的単純な形状の組合せですが、全てにおいて意味のある形を採用しました。 ■ 設計精度の向上 設計においてCADを使用し、抵抗を受ける面の体積、抵抗値及び、重心位置などを正確に設計段階で数値化いたしました。また削り出しにおいてモデラを使用し、製品の精度を向上させております。 |
| The center of gravity | 重心 |
■ 鋳造ウエイト ウエイトを通常の球状のまま使うのではなく、一旦溶解し、理想的なウエイト配分が出来るように独自の形状に加工しました。これにより通常のウエイト設置方法に比べロスが少なくなりました。 ■ 重心位置と比重の設定 感や経験に頼るのではなく、水理学を応用し、数値的に重心位置及び比重を設定いたしました。 (尚、重心位置の説明は姉妹サイトCATS−FACTORYにおいて掲載しております。こちらをご覧下さい。) |
| Specific gravity | 比重 |
■ 理想的比重設定を実現する為に ルアーを製作する上で、比重設定の自由度を考えた場合、ルアーボディの重量(ボディのみ、ウエイト、フック、リグ除く)は限りなくゼロに近い方が、自由度は大きくなります。その為、極力軽いボディ材料を探したのです。 ■ (参考)ボディ軽量化のメリット バルサという木で作ったルアーを思い浮かべてもらえば分かりやすいと思いますが、ボディを軽いと、比重設定の自由度が増すのに加え、より自然な着水音や浮力の拡大、又、動きの機敏さといった多くのメリットがあるのがお分かり頂けるかと思います。 ■ 薄さ0.5oのカーボンファイバー製ボディ皮膜 軽さと強度の両立を考えた場合、それ程難しくはありませんでした。素材には、F1やバイクでも使われているカーボンファイバーを用い、レジン(ポリエステル樹脂)で固めて外皮膜を作る事にしました。通常プラスチック製(PC、ABS樹脂)ルアーの皮膜厚さは1〜1.5oですが、カーボンクロスを入れるた場合、厚さは約半分で充分な強度が出せ、比重も約0.1g/cm3と大幅に軽量化する事が出来ました。 |